経営のヒント デスマッチよりも危険な飲食店経営の真実

こんにちは、フィットネス☆パパです。

飲食店は大打撃を受けた業種の代表格です。

そんな飲食店で試行錯誤しながら、コロナ禍に立ち向かっている
元プロレスラーオーナーの書籍を紹介します。


著者は松永光弘氏、デスマッチを主戦場にしていた元プロレスラーです。
現在はステーキハウス『ミスターデンジャー』を経営しています。

残念ながら私は現役時代を知りませんが、デスマッチを行なっている海外のレスラーからは、
レジェンドと言われる存在とのことです。

元アスリートの飲食店経営というのは、あるあるだなと最初は思いましたが、人気ビジネス系YouTuberの両学長が紹介されていたので手に取りました。

そこには、飲食店だけではなく、どこでも通用する経営のヒントが書かれていました。

1番印象に残ったことは、差別化要因を徹底的に磨くことに注力していることです。

自分達の強みは何なのか?

意外とここを考えずに物事を進めてしまいがちです。

松永氏も最初は、他のメニューを用意したり、ラーメン屋に挑戦したりという時期もあったようです。

ただ、それらは力を分散になったり、思入れが少なかったりでうまくはいきませんでした。

その結果、ミスターデンジャーでは、「柔らかくてうまい肉を手軽な値段で」ということに注力することで、様々な苦境を乗り越えてきました。

次に費用のかけ方についても参考になります。

最初の緊急事態宣言時に休業をしましたが、固定費である賃料が比較的安かったので、乗り切れたとおっしゃっています。

駅近物件は、人の流れがある分どうしても賃料は上がってしまいます。

もちろん立地は営業戦略の大きな部分ではありますが、時短要請など自分たちの努力だけでは売り上げを確保することが難しい中では、固定でかかる費用を抑えていることが店舗を存続させる要因につながっていると感じます。

平時では見過ごし、膨れてしまいがちな固定費についても、先が読めない時代だからこそ小さく始めることが重要だと感じます。

コロナを経験したことで、これまでと戦い方を見直さなければならない状況で、本書で参考にしてみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました